2011年6月29日水曜日

外国のドアノブ!

引き続きオーストリアのアンティークな建物について。

古い建物には、やはり古いドアノブが似合います。
滞在したホテルの部屋のドアノブ。真鍮がピカピカですね。


これは、シェーンブルン宮殿のエントランスの扉のノブ。さすがエレガント~!

そして、
古いドアノブには、やはり古い形の鍵が似合います。
開けるときも「がちゃり」という感じの重たい、
けどシンプルな音がします。

鍵穴に旧型の鍵をさしたままにしてあり、
それをサムターンの代わりに使っているところもありました。
滞在したホテルのバスルームでは、
内ロックするたびに鍵をくるくる回していました。
こんな感じです!こちらは新しいドアですがあえて レトロ鍵を使ってますね!
かわいい形をした旧式のカギは
日本ではあいにく合い鍵の複製が難しいのです。(あちらでもかな?!)
コピー技術をもつ業者がとても少ないため扱いにくくなり、
残念ながら弊社のビルでも旧型のカギの使用を
やめていっています。
味があるのにもったいないですね。

2011年6月27日月曜日

外国のエレベーター!

先週、オーストリアに私用で行っていました。

向こうは古い美しい建物の宝庫!!
美術館や王宮として公開されている建物はもちろん、
それだけでなく普通に都会の中で古い建物が
マンションやアパートとしてそのまま使われていて
「どうやってたもっているの?!」と本当に
驚いてしまいます。

うつくしい古い装飾のついた建物の街並みも
目を楽しませてくれますし、
建物の中も結構古いまま!
そのままをうまく使っていて本当に味があって美しい。

私が数日泊っていたホテルも本当にかわいい建物でした!

エレベーターはまさに映画などで見るタイプのもの。


呼び出しボタン。 電気がつくわけではないので
エレベーターの所在が分かったりは
しません。ただ待つのみ。






エレベーターが来たかな?と音を
察知したら入口のドアは自分で開けます。
よいしょっ!と普通の木製、押し扉です。

扉は2重になっていないので、昇降中は注意。
通過する階の扉が見えます。


横から見ると金網でこんな感じ。向こうにエレベーターを囲むようにある階段がみえています。
 




































←タラーン!
エレベータのかご部分も木を基調とした
クラシックなデザイン。

階によって、床面との段差があったりして・・・
日本の各建物で行っている
エレベーター点検では
「着床時段差」項目がバツになりそう^_^;


それぞれ国民の大切にする感覚や
求める重要性って
全然違うのでしょうね。

建物は人の生活の拠点。

建物からその国の生活の「質感」も感じられますね。

2011年6月16日木曜日

若返り作戦!

年数の経った物件を見に行ったとき
「むむ、ふるい!」・・・と
感じて敬遠してしまう最初の場所は、

玄関でも和室でもなく

建物のエントランス


なのではないでしょうか??

30年前はおしゃれだったのだろうな
とか、
当時わざわざこんな装飾をつけちゃってる
とか・・・

歴史のかもす味だといえば味ですが
・・・でもやっぱり時代遅れ!!(涙)


手始めに気になるレトロポイントを挙げて
お世話になっている業者の方にお聞きしました。


しかしながら、やっぱり希望と現実。
予算や工事規模に愕然。


そこで業者の方からいいアドバイスを頂きました!
それは「1階の集合ポスト。」
最近ポストは個々の箱が細身でスタイリッシュです。
現在ついているのは旧式の四角い箱型で、
扉が正方形に近いような長方形をしているのです。
しかし、
いえいえ、大丈夫です!
(ひとまず)変えなくてもいいんです。
きれいにすれば。

これまでなんとなく見ていたポストに近づき
よくみてみます。
汚れ、使用者の勝手な貼り紙、
思い思いの名札、名札の入ってない部屋。

こういう小さな事柄を解決して行けばよいのです。

業者さんではなく自分たちでできる掃除や
住人様とのやり取り、ご協力により
先日名札の統一が完了しました。

たった名札だけなのに、
その見栄えの違いにびっくり!
本当に、若返り作戦!大成功!です。

マンション全体の統一感がでて
入ってこられた方に印象もいいですし、
この状態ならきっときれいな状態が
維持されると思います。

保安上の理由で写真をお載せ出来ませんが
住人様からもきれいになったと
喜びの声を頂きました。